会長 佐々木太郎(14回生)

東京支部会員である森真沙子さん(11回生)の新しい小説が発行されました。タイトルは「幕命奉らず 箱館奉行所始末4」で、二見書房から二見時代小説文庫の新刊として刊行されました。価格は700円です。直接は手に入りにくいので、書店で注文するとよいでしょう。

森真沙子さんは、5年前に五稜郭の中に復元されたばかりの箱館奉行所を偶然訪れ、この小説の着想を得たそうです。すでに第3巻まで出ております。

4巻の中身は、幕末の慶応2(1866)4月から5月中旬までの短い期間ですが、5話からなり主人公の支倉幸四郎が箱館奉行から与えられた課題を解決していく痛快な話です。是非ご覧になり、当時の箱館に想いを馳せるのもよいかと思います。
箱館奉行所