井田ゆき子(20回生)

新刊『箱館奉行所始末5 海峡燃ゆ』525発売決定!

講演会『知られざる「北の奉行所」』611()開催決定!

 

函館西高11回生の作家・森真沙子さんの人気シリーズ〝箱館奉行所始末〟の新刊『箱館奉行所始末5 海峡燃ゆ』(二見書房時代小説文庫)が、いよいよ525日に発売されます。新刊の発売を心待ちにしていた人も多かったと思います。

〝箱館奉行所始末〟はこれまでに4巻が刊行。物語の舞台は、ペリー来航による開港から10年、洋館が建ち並び、異国人であふれる〝幕末の箱館〟と7年の歳月をかけて建てられた五稜郭の中にある〝箱館奉行所〟です。江戸幕府から派遣されて箱館にやって来た23歳の青年を主人公に、実在の箱館奉行・小出大和守、杉浦兵庫頭らの活躍や歴史上の事件も織り交ぜながら、知られざる北の奉行所の秘史と動乱の幕末箱館を描く傑作時代小説です。

さて5巻目はどんな物語が展開されるのか。著者の言葉を聞こう。

「このシリーズを書いていて、よく言われたのは〝箱館にも奉行者があったのか〟ですが、その次に言われたのは〝箱館戦争って、奉行所が官軍と戦ったのね〟。そうではないのです。戦が始まるのは、奉行所が撤収され、杉浦兵庫頭が蝦夷を去って半年後のこと。五稜郭には、新政府の〝箱館府〟が置かれたのです。ところが降伏を拒んだ海軍副総裁の榎本武揚が、艦隊を率いて脱走してきて五稜郭を乗っ取ってしまった。せっかく奉行所は無血撤収されたのに、踏んだり蹴ったりなのは箱館の人々だった。しかし、彼らはそれぞれに動乱を生き抜くことで、図らずも〝徳川の最後を看取る〟という歴史的一大事に立ち合った。それはそれで、凄いことではなかったかと思います」

まだ読んだことがない人は、ぜひこの機会に手に取ってみることをお勧めします。1巻目を読んだら、次も読みたくなる面白さです。今まで知らなかった箱館の歴史を知る楽しさがあり、子供の頃から親しんだ函館の街や風景が今までとは違って見えてくるはずです。

さらに、611日には、五稜郭に復元された箱館奉行所のそばにある函館市中央図書館の視聴覚ホール(定員152)で、森真沙子さんの講演会が行なわれます。箱館奉行所館長の田原良信さんも西高21回生で、ふたりのトークショーもあります。ひとりでも多くの人に足を運んでもらいたいので、函館在住の友人、知人、親戚にもぜひお知らせください。

 

●森真沙子講演会

◇開催日時/611()午後1時半~3時 

1部 森真沙子さん講演会『知られざる「北の奉行所」』

2部 箱館奉行所館長・田原良信さんとのトークショー

◇場  所/函館市中央図書館 視聴覚ホール 

北海道函館市五稜郭町261号 ☎0138-35-5500

市電五稜郭公園前電停下車、徒歩15

函館バス「中央図書館前」下車後すぐ

◇主催/箱館奉行所、函館市中央図書館

 

●森真沙子著『箱館奉行所始末』サイン会(予定)

◇開催日時/612()正午~

◇場所/函館蔦谷書店 北海道函館市石川町851

0138-47-2600

電車 桔梗駅から約徒歩30
神山・美原循環バス 蔦屋書店前停留所から徒歩すぐ
函館バス 昭和停留所から徒歩10
箱館奉行所