佐々木太郎(14回生)
5月26日(土)夕方、水天宮のロイヤルパークホテルで開催された関東青雲同窓会の懇親会に、来賓として郷内副会長と出席してまいりました。来賓は函館、札幌、関西の青雲同窓会代表、元東高教諭のほかに、函商、函工、中部の同窓会からも2名ずつ出席しておりました。毎年100名程度の集まりですが、今回は幹事期(30回生、昭和55年卒、50歳)の人たちが頑張って43名も出席したこともあり、全部で133名出席という盛会となりました。
式次第は例年通りですが、懇親会に先立ち、来賓を入れない総会が開かれ、議案が承認され、その後来賓も入った全員の集合写真を撮りました。この写真は懇親会のお開きの後に全員にプリントされた写真が配布されました。
青雲同窓会とは旧東高の同窓会の名前ですが、平成19年に北高と合併し、市立函館高校になった今も、旧北高の同窓会、新しく出来た市立函館高の同窓会とは一線を画しています。東高は今後卒業生の発生がないので、青雲同窓会がこのままでは尻すぼみになってしまいます。
今回函館から出席した「本部」の会長は、冒頭の挨拶で同窓会も北高や市立函館高と「連動」したいがうまくいかないので関東青雲同窓会の力を借りたいという挨拶を行いました。何かよほどの感情のもつれがあるのでしょう。次に挨拶した元教諭は中部出身で東高や昭和38年に新設された北高の先生を歴任した人ですが、彼は、東高が兄貴分なのだから「連動」ではなく、頭を低くして新生市立高の同窓会に「入れてもらう」べきだと説教する始末で、我々来賓としては異例の進行に固唾を呑むとともに興味深く成り行きを見ておりました。
懇親会そのものは和やかな雰囲気で進行しました。今年のアトラクションで注目したのは、約半数の人が当たるというくじ引きです。普通はビンゴや、入場時に渡された番号札で読み上げたりするのですが、それだと時間がかかるため、商品の種類を多くし、商品ごとに当選者の名前がいきなり壁の大スクリーンに映し出されるというデジタルくじ引きです。ただし、当たりに恣意性があるのかどうかはわかりませんでした。これだと時間が大幅に短縮され、会の一体感を保持できます。商品も、函館ワインや、海産物などのほか海水パンツや婦人用ショーツなどというものもあり、当たった人に感想を聞く演出で大いに場を盛り上げておりました。
会の最後に来年の幹事への引き継ぎ式を行いましたが、今年の幹事代表は「たすき」をかけており、それを次に引き継ぐ「たすきをつなぐ」というやり方で、幹事期の責任を意識させる方法も参考になりました。
昨年の懇親会では、同窓会会員を増やすために同期会に補助金を出すと聞いて、今年からつゝじヶ丘同窓会東京支部でも取り入れることになりましたが、何かと他校の同窓会に出席することは収穫があるものです。