野口 卓史(27回生)
この3月中旬、念願のお伊勢参りに行ってきました。江戸時代の超人気ツアー、犬まで行ったというお伊勢さまです。行く前に、125ものお宮の総称が伊勢神宮であるとか、何十年に一回式年遷宮があるとか、ざっくりの知識を入れたぐらいでのお参り、土日で行ったので先に鳥羽水族館で、日本ではここにしかいないジュゴンを見ることに。
土曜の朝6時前に所沢の寮を出発、「東京」から新幹線で「名古屋」に、ここからは近鉄の方が接続良いので近鉄特急に乗り換え「鳥羽」へ、一駅乗り継いで「中之郷」が水族館のすぐの駅です。昼前には何とか到着しました。
とりあえず「鳥羽水族館」へ入館しさっそく見学開始。ここは最近の水族館のように、見学も通路に沿ってじゃなく自由に見て良いので、渋滞もなく見学するには、中々便利です。あっち行ったりこっち行ったりしたので、良い運動かと。ジュゴンにも会ってきましたよ。
途中真っ青なザリガニを発見。あまりに鮮やかなので、写真をパチリ。ザリガニとありましたが、伊勢エビの小っちゃいぐらいの大きさでした。見るのに時間もあまりかからなかったため、となりのミキモト真珠島も見ることに。「真珠博物館」と「御木本幸吉記念館」を見てきました。あと海女さんの実演も。
博物館には、その昔各国の万博に出展した真珠を使った地球儀とか宝冠とかいろいろな作品も展示しておりましたが、それはそれは素晴らしいものでした。帰りは「鳥羽」駅に。駅に上がっていく階段のところに、鯛焼き屋が。どうやらレスリングの吉田沙保里さん、登坂莉絵さん、土性沙羅さんが来店したという鯛焼き屋でおやつに焼き立てをひとつ。店の入り口の横に、3人が来た時の写真が貼ってありました。
日曜はお伊勢参りです。あいにく小雨模様でした。電車で「宮町」から「伊勢市」へ。電車を降り地図を頼りに「外宮」へ。外宮の入り口手前に「赤福」の出店があったので、参拝前にちょっと一服、ぜんざいを食べることに。
そこから参拝所までは、結構歩きます。お清めして向かいましたが、参拝する人間の行列がずっと続いていました。雨模様でちょっぴり寒かったのですが、長い行列が続いていました。江戸の昔もこんなんだったんでしょうか。そして本殿へ行ってびっくり、なんと本殿ははるか奥で、屋根が少し見える程度。
外宮は「豊受大神」を祭っております。敷地内の社もいくつかお参りしました。そのあと、バスで内宮へ。約20分程でしょうか。内宮は「天照大御神」です。内宮も外宮同様、本殿はほとんど見えず。同じように敷地内のいくつかのお宮をお参りし、門前の「おはらい町」へ。
ちょうどお腹もすいてきたので、「おはらい町」の一角にある「おかげ横丁」の浪曲茶屋でにゅう麵を食べる
その後、同じ横丁にある「神話の館」で「古事記」の世界を。国生みから始まって、いくつかのエピソードを人形で表現しておりました。説明の方がついて回ってくれたし、人形もなかなかのものでした。写真は須佐之男命のヤマタノオロチ退治の場面です。
そのあとは「おはらい町」をブラブラ。人でてんこ盛りですね。渋谷のスクランブル交差点のようでした。途中「赤福」の本店があったり、レトロな郵便局やお土産屋など諸々。けっこう大きな町ですね。
雨の中、身体も冷えてきたので、途中のCAFÉで一服、春限定の「桜のモンブラン」を頂きました。
あとで家族にラインで写真を送ったら、三女から一言「食ってばっかりだな!」と。
家に帰って体重を測ったら、3㎏程増えており、今必死に落としているところです。